司馬懿日記

横山三国志好きの我が家の軍師と行った、劇や映画の記録を残しておくための備忘録ブログです

KENTARO KOBAYASHI SOLO PERFORMANCE『 ポツネン氏の奇妙で平凡な日々 2017 』(あうるすぽっと)

軍師曰く、おもしろかったが、「無言劇は自分には合わない」そう。

もしも、小林賢太郎が、今回の劇のような言語の介在しない茫洋としたイメージで演劇をつくりはじめ、その後に言語をあてはめて脚本を書いているのだとしたらすごいことだ。

今回の劇は過去にフランスで好評を博したそうで、言葉の壁を越えてマイムと舞台装置だけでイメージを伝える力はすばらしい。が、そうした演劇に敢えて言語を当てはめ、伝わる範囲を(その言語を理解できる人限定まで)狭めた上で、暗喩等の重層化を図ってくれたほうが軍師の好みだとのこと。

 

 私は物語が好きなので、無言劇は苦手ということが判明。

カーテンコールで小噺をされていたんだけど、最後の締めが本当に良くって、ちょっとほろっとしちゃった。

小林先生、早く次のコントが観たいです。